毎年8月16日に執り行います。
この日は、延命寺住職がお一人ずつ供養作法を行い、ご先祖様および初盆の精霊様のご供養をつとめさせていただきます。(施餓鬼会についてはこちら)
また、僧侶がお唱えする「天台声明」は、まるで唄のようにお経をお唱えいたします。
ぜひご参拝いただき、その音色をお聞きください。
塔婆供養お申込み希望の方は当寺にご一報(enmeiji834@gmail.com)ください。
※「天台声明」については下記にYouTubeのリンクを記載いたしますので、よろしければご覧ください。
毎年12月17日に、天台大師智顗(ちぎ)の報恩感謝を営む法要(霜月会ともいいます)です。
法要では、集まった僧侶が大師の徳行を称えた和讃をお唱えし、延命寺住職が各村檀信徒の塔婆を一つ一つお唱えして供養いたします。
毎年3月と9月のお彼岸最終日(結願日(けちがんび))に、各村檀信徒の精霊供養のため営む法要です。こちらも延命寺住職が各村檀信徒の塔婆を一つ一つお唱えして供養いたします。
ちなみにお彼岸の期間は、春分の日、秋分の日を中心に前後3日間(つまりは1週間ですね)がお彼岸の期間になります。
また、春分、秋分の日、どちらとも太陽が真東から登り真西に沈んでいく日で、「昼間の時間と夜の時間が全く同じ時間」なる日です。そのため、毎年日付は変動し、国立天文台が定めた日付を前年の2月1日に政府が発表するそうです。
太陽が真西に沈むことから、1年で一番此岸(現世)と彼岸(あの世)がもっとも通じやすい日とされ、ご先祖様への思いが最も通じやすくなるのではないかという思想が生まれ、お彼岸にはご先祖様の供養のためにお墓参りをするという行事が定着していったようです。
自身が生まれるためには、父と母が必要なように、父と母にも祖父・祖母が必要です。
連綿と続くこの繋がりをわかりやすくお伝えするならば、10代前から数えると自分自身は2,044名(2の1乗から10乗までの合計)の結晶ということになります。
《2,044名、どなたが欠如しても自分自身は生まれることがなかった》
そう考えるとご先祖様はいてくださるだけでありがたいものだと感じますね。
ぜひお彼岸の期間中は一度お墓参りに行き、ご先祖様に思いを馳せ、今こうして生きていることに感謝を述べてみませんか?
※延命寺組寺である正明寺様がお彼岸について大変わかりやすく解説されているYouTubeチャンネルがありますのでご紹介いたします。よろしければご覧ください。